LJ50のOH 1/2
不注意から焼き付かせてしまったエンジンをOHした時の様子です。
OHにかかった費用は、こちらを参考にしてください。
所々しか写真を撮ってないこともあり、簡単に紹介します。
今回は、シリンダーの傷が深かったので、別の中古シリンダーをボーリングして、1mmオーバーサイズのピストンを使用。
モノはついでと、クランクケースも割ってクランクを取り出し、内燃機屋でクランクを分解してベアリング類を全交換してもらいました。さすがにこれらの事は自分でやるのは無理です。
焼き付くしばらく前に、某所で水没してしまいました。
その際にオイルタンクへ泥水が混入していたことに、気づかなかったのが悔やまれます。
これだけ泥水が混じっていれば、焼き付くわ(T_T)
バラしてみて、3番のピストンが焼き付いたのが分かりました。
3番ピストンの拡大写真は、こちらを見て。
しかし他のピストンにも縦傷が入ってますが、これは仕方ないようです。
以前に焼き付き経験のないエンジンをバラしましたが、やはり縦傷は入ってました。
と言うわけで、早速組み付け。
OHが終わったクランクをケースに組んで、コンロッド小端部のベアリングを組込。
当然ながら、各可動部にはエンジンオイルをふんだんに塗りたくります。
ピストンをコンロッドに被せ、ピストンピンを挿入。
ピストンを暖めないと入らないかな?と思ったのですが、クリアランスが広いようで、スルッと入りました。
スナップリングを組んで、無事に3つとも組付完了。