キャブレターのセッティング
アイドリング調整 油面調整
キャブ単体の写真で分かりづらいかもしれませんが、エンジンに付いている状態で運転席側フェンダーよりキャブを見た時を想定して撮影しました。
- 油面調整
- 油面が高すぎると車体が傾斜した時などにエンジンの吹けが悪くなったり、エンストしやすくなったりします。
逆に低すぎるとトルク感が無くなったり、最悪エンジンが焼き付く事があります。
普通の使用状況で、油面が狂うことは少ないのですが、キャブのフロートをバラした時に何かの拍子で狂った時の調整法です。
厳密にはSJ30用の特殊工具で調整するのですが、おおよその調整方法を紹介します。
#油面測定器(SJ30用) 品番〔09913-16010〕 ←現在も在庫があるかは未確認です。
キャブの蓋の部分を、平らな場所に逆さにして左の写真のように置きます。
Aの間隔を4〜5mm程度に調整します。
調整場所は、フロートの上部にあるツメを曲げて調整します。左図を参照
車によって若干の個体差がありますので、ちょうど良いように調整してください。
あまりAの間隔を開けすぎると、燃料が薄くなり過ぎるので注意してください。
#最悪の場合はエンジンが焼き付きます。